藤井聡太新名人が誕生した。「史上最年少」「2人目の七冠」。どちらか一つでも大変な偉業を同時に成し遂げた。注目度は開幕前から高く、対局前日の前夜祭や大盤解説会は満員が続いた。
近年は活躍に沸くが、かつて将棋界は窮地に立たされていた。2016年、「棋士が対局中に将棋ソフトを不正使用した」という疑惑が浮上。後に不正はなかったと認定されたが、混乱の中、当時の日本将棋連盟の会長が辞任。ファンからは非難の声が相次いだ。
そんな暗雲を、プロ入り直後…
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