高校生平和大使に佐賀の倉田律さん 核兵器廃絶や世界平和訴え

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三ツ木勝巳
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 核兵器廃絶と世界平和の実現を願う被爆地の声を世界に発信する「第26代高校生平和大使」に、佐賀市在住の致遠館高校2年、倉田律さん(17)が選ばれた。県内では12代目にあたる。倉田さんは5月30日、県庁での記者会見で、「世界には戦争で苦しむ人が大勢いる。平和な社会の実現にはまず関心を持ってもらうことが必要。そのきっかけになるような発信をしていきたい」と語った。

 倉田さんは、幼い頃から社会問題への関心が強かった。小学校6年の時、祖母の出身地・長崎の原爆資料館に行き、原爆や戦争の悲惨な状況を知ったことが、平和について考える原点になった。

 「当時は、過去の惨劇としか理解できていなかった」。だが、ロシアのウクライナ侵攻が起こり、「資料館で見た情景と重なる部分があった」という。戦争は過去の話ではなく、今も起こっていることなのだと感じ、「自分ごととして捉えるきっかけにもなっています」と語った。

 高校生平和大使は1998年…

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