「ア~!」ハーバード卒最年少市長を喜ばせたお土産 米総領事が表敬

真常法彦
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 在大阪・神戸米国総領事のリチャード・メイ氏が1日、芦屋市の高島崚輔市長を表敬訪問した。米ハーバード大を卒業し、史上最年少で市長選に当選した高島氏に、総領事が面談を希望したという。

 総領事が訪問の記念にハーバード大近くに本拠がある米大リーグのボストン・レッドソックスの帽子を贈ると、高島氏は「ア~、ボストン!」と喜び、さっそくかぶってみせた。学生時代には本拠のフェンウェイ・パークに応援に行ったほか、大学の学生新聞の取材でグラウンドに降りたこともあるという。

 会談は約20分間、非公開で行われた。市によると総領事は、米国での経験が市政にどんな影響を与えているのか尋ねた。高島氏は「大学では再生可能エネルギーの送配電を学び、デンマークオランダなど世界各国を回りまちづくりを学んだ。芦屋で持続可能なまちのモデルをつくり、世界中に広めたい」と答えた。

 また再生可能エネルギーの利用については「芦屋は市域が狭く太陽光発電が適当。市役所の屋根にも太陽光パネルがあるが、十分ではない。可能性としては、ごみを燃やすことによる発電も考えられる」とアイデアを披露した。(真常法彦)

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