国連総会、来期議長はカリブ海の国連大使に 大切にする四つの言葉
ニューヨーク=遠田寛生
193カ国で構成される国連総会は1日、9月に始まる来期の第78回総会議長に、カリブ海の島国トリニダード・トバゴのデニス・フランシス国連大使を選出した。任期は1年。ロシアのウクライナ侵攻や気候変動問題など厳しい世界情勢が続くなか、多国間交渉のまとめ役として期待される。
フランシス氏は外交官として約40年の経験を持ち、駐ジュネーブ国際機関代表部大使などを歴任した。2021年からは国連大使を務めている。
フランシス氏は議長就任を見据え、大切にしたい言葉を四つ挙げてきた。国際社会が直面している問題でもある「平和、繁栄、進歩、持続可能性」だ。
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