親の背を見て子は育つ、ということわざがある。
「なるんやろうな、とは思っていた」
プロボクシングの東洋太平洋女子フェザー級王者・藤原芽子(わかこ)(42)=神戸・真正ジム=は言う。
2年前、長男の勇生(としき)(19)に「プロになりたい」と打ち明けられた。さほど驚かなかったという。
「頑張れよ」。プロの厳しさは分かって言っているはず。何の迷いもなく自然と背中を押せた。
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自分もやりたいことをやり、ずっと応援してもらったという思いがあった。
2女1男の母親が、プロボクサーをめざしたきっかけは離婚だった。
神戸市育ち。高校を卒業後…
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