「地球の人ならだれでも」 8歳のちぃちゃん、SDGsフェス企画
愛知県長久手市で「ちぃちゃんのリサイクルショップ SDGsフェスティバル」が6月24日に開かれる。企画したのは、市内に住む南山大学付属小学校の佐藤千咲芸(ちさき)さん(8)。ステージで発表する団体からの出演料は、福祉や子どものために使ってもらおうと市に寄付する。
千咲芸さんは昨年の夏休み、1日だけのリサイクルショップを名古屋市で開いた。国連のSDGs(持続可能な開発目標)について学び、「困っている人の力になれるようなイベントを開きたい」という思いからだ。絵本やおもちゃなどの寄付を募り、リサイクルショップで販売。売り上げ2万4千円は子ども食堂に寄付した。
今年はもっとパワーアップしたいと思いを凝らした。
《子どもも大人も、地球の人ならだれでもOKのステージで、楽しくパフォーマンスを披露して、それがチャリティーにつながればいいな》
母親で作曲家・ピアニストの竹之内奏(かな)さんが主宰する音楽イベントで、千咲芸さん自身がバレエや歌を披露して感じたうれしさがもとになっている。みんなにも同じ気持ちをもってもらえたらと。
会場は、「長久手市文化の家の大きい方のホール」。お年玉をためてきた貯金で借りた。
ステージ出演は、個人でもグ…
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