日経平均、バブル後最高値3万1524円 米債務不履行回避を好感

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土居新平
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 2日の東京株式市場で、日経平均株価は前日より376円21銭(1・21%)高い3万1524円22銭で取引を終え、5月30日に付けたバブル後の最高値を再び上回った。米国の利上げが休止されるとの見方が広がったことや、米国の債務不履行が回避されたことなどから市場に安心感が広がり、株が買われた。

 終値としては、バブル期だった1990年7月25日以来、約33年ぶりの高値。

 米国で6月1日に発表された統計が景況感の悪化を示し、米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)が13~14日に開く会合で利上げを休止するとの見方が強まった。海外の株式市場で投資家が積極的に株を買う動きを見せ、株価の主要指数がそろって上昇。2日の東京市場もこの流れを引き継いだ。

 日本時間の2日昼ごろには…

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