北海道・知床沖泳ぐシャチの群れ 大きさや力強さ、目の当たりに

山本智之
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 北海道羅臼町の沖合にシャチの群れが姿を見せ、訪れる人たちの目を楽しませている。観光船「アルランⅢ世」が2日午後に行ったクルーズでは、約15頭のシャチと遭遇。尾びれを強く海面にたたきつけたり、腹を上にして泳いだりする姿が観察された。

 知床半島東側に位置する羅臼沖のシャチは5~8月ごろにみられ、6月に最盛期を迎える。オスは体長8メートルほどになり、大きな個体は背びれの高さが約2メートルに達する。

 大阪府吹田市から来た三溝文雄さん(62)は「シャチを目の前で見ることができ、大きさや力強さがよく分かった。寄り添って泳ぐ姿に、家族の絆を感じた」と話した。(山本智之)

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