東海道新幹線、東京―新大阪で全線止まる 東京―名古屋は再開断念
細沢礼輝
東海道新幹線は2日午後2時25分ごろ、豊橋―三河安城間に設置した雨量計が規制値に達したため、同区間の上下線で運転を見合わせた。その後、静岡県内の雨量計も相次いで規制値に達し、運転中止区間は東京―新大阪間全線に広がった。JR東海は午後7時25分ごろ、このうち東京―名古屋間については同日中の運転再開を断念し、途中駅で止まっている列車も運休とした。
首都圏のJR線は、京葉線が強風の影響で午後3時35分ごろから約2時間にわたって運転を見合わせたほか、中央線特急「あずさ」は午後から運転を取りやめた。東急や西武、京急、京成など私鉄各線もダイヤが乱れた。
JR東日本千葉支社は3日も台風の影響が見込まれるとして、房総地域を走る内房線や外房線、総武線などについて、同日始発から夕方まで運転を見合わせるとしている。(細沢礼輝)
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