「パワハラやセクハラを認定」 維新の会、笹川府議を除名処分に
大阪維新の会は3日、女性市議への不適切な言動が問題となっている維新所属の笹川理・大阪府議(42)について、同日付で除名処分とした。吉村洋文代表(大阪府知事)は同日、記者団に「政治倫理に反する行為かつ、党の信用を毀損(きそん)する行為だ」とし、「(笹川氏は)議員辞職するべきだ」と改めて述べた。
笹川氏をめぐっては、2015年、維新所属の女性大阪市議に性的な関係を求めるようなLINEを送っていたことが判明。党は当初、厳重注意処分としていたが、批判の高まりを受けて調査に乗り出した。調査の結果、パワハラやセクハラ、ストーカー行為を認定したという。
また政治資金収支報告書を期限内に提出していなかった橋本和昌大阪府議(56)も同日付で離党勧告の処分を決定。相次ぐ問題に吉村氏は、「府民の皆さんに本当に申し訳ない」と謝罪した。
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