再エネ、関西で初の出力制御へ 休日に好天予想、関西電力送配電
関西電力送配電は3日、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの受け入れを一時的に止める「出力制御」を、4日午前9時~午後1時半に実施すると発表した。関西エリアで実施されるのは初めて。太陽光と風力は計42万~52万キロワットの制御を想定している。
電気は使用量と発電量のバランスが崩れると、周波数が乱れて大規模停電につながるおそれがある。関電送配電によると、4日は休日のため、工場の稼働が少なく電力の使用量も少なくなる。一方、好天で太陽光発電による発電量が伸びる予想のため、出力を制御することにした。(吉田貴司)