関西で初の出力制御を実施 再エネの受け入れ一時停止 関電送配電

松岡大将
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 関西電力送配電は4日、太陽光や風力などの再生可能エネルギーの受け入れを一時的に止める「出力制御」を、午前9時~午後1時半に実施した。出力制御はこれまで、発電量に比べて使用量の比較的少ない地域に限られていたが、太陽光発電の拡大を受け、関西でも初めて行われた。

 制御には、電気の使用量と発電量のバランスを保って大規模停電を防ぐ狙いがある。4日は休日で工場の稼働が少なく、電気の使用量が減るが、晴天で発電量が伸びる予想だったため、太陽光と風力で計42万~52万キロワットを制御した。(松岡大将)

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