反転攻勢開始は静かに? ウクライナ軍トップが投稿「宣言はしない」

ウクライナ情勢

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 ウクライナ軍トップのザルジニー総司令官は4日、前線の兵士らが代わる代わる登場して口の前に人さし指を立てる34秒の動画をSNSに投稿し、「計画は静穏を好む。宣言することはない」と書き込んだ。

 ウクライナ軍が近く開始するとされるロシア軍の占領地に対する大規模な反転攻勢について、作戦が始まっていてもウクライナ側が自ら公にするつもりがないことを示したとみられる。

 動画は、無言の兵士らに続いて戦闘機が飛んでいく場面で終わる。5月下旬ごろから、複数のウクライナの政権幹部が反転攻勢の準備が整ったことを示唆する発言を繰り返し、その着手時期に注目が集まっていた。ゼレンスキー大統領は同月29日のビデオ演説で「(作戦着手の)時期について決定が行われた」と発言していた。

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