開示公文書の電子データ、黒塗り外れ個人情報漏れる 大阪府豊中市
大阪府豊中市は5日、情報公開請求を受けて開示した公文書の電子データで、個人情報などを黒塗りしていた部分が外れ、黒塗りすべき内容が請求者に漏れたと発表した。
市広報戦略課によると、2月に行政文書の開示請求があり、3月に個人情報や文書の内容の一部を黒塗りした電子データを「CD―R」に入れて開示した。
6月1日、情報公開の請求者から「パソコンで操作したら黒塗りが削除できた」と連絡があった。市のマニュアルでは、パソコン上で黒塗りが削除されないよう、紙文書を黒塗りしてから電子データ化することになっていたが、担当者が手順を間違えたという。
市は、個人情報が漏れた人物に謝罪しようとしているが、連絡が取れていないという。請求者にも謝罪し、CD―Rの返却を求めている。(田中祐也)
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