味も規模も本家を超えた? ロシア版マクドナルド、再出発から1年
撤退した米マクドナルドの店舗などを引き継いだロシアのハンバーガーチェーン「フクースナ・イ・トーチカ」(おいしい。それだけ)が再出発から1年を迎えた。ウクライナ侵攻による経済制裁が続く中、従来路線に加えてロシア風の商品を投入。以前より店舗数や売上高が増えたほか、味も良くなったという声が出ているという。
フクースナ・イ・トーチカは昨年6月12日に営業を開始した。従来の店舗を再開するだけでなく、極東やシベリアの空白地域にも出店。現在は860店以上と、旧マクドナルドの850店を上回る。
1年間で延べ5億人以上が利用し、4億4千万個以上のハンバーガーや2億個以上のフライドポテトを販売。業界内で最も知名度が高いブランドになったという調査もあるという。
食材の国内調達率は約7割だ…
- 【視点】
半年くらい前の風の噂で、「フクースナ・イ・トーチカはマクドナルドよりも味が落ちたので、客離れが起きている」と聞いていた。 それだけに、味が改善され、独自メニューも打ち出し、売上も店舗も拡大しているという今回の記事は、個人的に意外なものであ
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