子ども殺害の罪で20年服役の女性を解放 豪州史上最大の冤罪か

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河野光汰
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 自分の子どもを殺害したとして、20年間服役していたオーストラリア人女性が解放された。今後裁判所で有罪判決の破棄が判断されるといい、同国史上最大の冤罪(えんざい)の可能性があるという。米CNNが報じた。

 報道によると、女性はキャスリーン・フォルビックさん。1989年から約10年にわたり、4人の赤ちゃんを死なせたとして、3件の殺人罪と1件の傷害致死罪で2003年に収監された。4人はいずれもフォルビックさんの子どもで、いずれの事件でも遺体の第一発見者だったという。同国では「史上最悪の女性殺人犯」として知られていたという。

 裁判では殺害に関与した物的…

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