使用済み紙おむつは住宅の建材に使える 研究者が試してみた

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 使用済み紙おむつが住宅の建材になり得ることを、北九州市立大学の大学院生、シスワンティ・ズライダさんらの研究チームが明らかにした。インドネシアでの3階建て住宅の場合、コンクリートやモルタルに使う砂の代わりに、体積の1~4割ほどの紙おむつが使えるという。

 研究チームによると、人口増加が続くインドネシアでは住宅の需要に供給が追いつかない一方、紙おむつなどのごみの増加が課題になっている。

 そこで、手作業で洗浄、乾燥、細断した使用済みの紙おむつ全体を、砂の代わりにコンクリートやモルタルの材料として使い、強度を調べた。

 インドネシアの建築基準に基…

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