衛星画像を提供する米マクサー・テクノロジーズは、ウクライナの現地時間6日午後2時すぎに、ウクライナ南部ヘルソン州にあるカホウカ水力発電所のダムが決壊し、広範囲で洪水が発生している様子を撮影し、公開した。
ヘルソン州の親ロシア派トップのウラジーミル・サリド氏は7日、ダム決壊により最大4万人が被災者となる可能性があると述べ、プロクディン州知事は、ドニプロ川右岸だけで1852戸の住宅が浸水したと発表した。
マクサーによると、ノバカホウカから州南西部にあるドニプロウスカ湾までの2500平方キロ超を撮影したところ、「数多くの町や集落が浸水していることがわかった」という。
決壊したカホウカ・ダムについては、「ダムと水力発電所の大部分が壊れ、構造物はほとんど残っていない」とした。(牛尾梓)
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