5月のオフィス出社率、コロナ禍前の66% 5類移行後も上がらず

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編集委員・中川透
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 新型コロナが5類に移行した5月のオフィス出社率はコロナ禍前の66%にとどまり、上昇していないことが民間の調査でわかった。行動制限は緩まったが、在宅勤務の定着などもあり、オフィス回帰が今後どこまで進むかは不透明だ。

 ニッセイ基礎研究所とデータ分析会社クロスロケーションズは、携帯の位置情報から出社率を算出している。

 主なオフィスエリアの平日午前10時~午後5時の人の流れを集計したところ、コロナ禍前(2020年1~2月平日平均)と比べ、東京の5月は66%で昨年9月の68%から横ばいが続く。最初の緊急事態宣言が出た20年5月に41%へ落ち、その後は感染の拡大や縮小に伴い上下してきた。

 主要都市で比べると、札幌・…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2023年6月8日6時43分 投稿
    【視点】

    ■東スポ以下の見出しに騙されてはいけない  朝日の東スポ化が止まらない。「仰天!大仁田、過去最大のデスマッチ決行!」という見出しで、要するに有刺鉄線ボードと爆薬が少し増えただけの試合だったことを思い出した。いや、東スポは、もっと見出しに命

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