ペタッと貼ってSDGs考える 三重・四日市でNIE出張授業

山田理恵
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 国連が掲げるSDGs(持続可能な開発目標)について学ぶ朝日新聞の出張授業が7日、三重県四日市市四日市メリノール学院高校であった。3年生約150人が参加。朝日新聞社員による講義と社独自の副教材「ペタッとSDGs新聞学習ふせん」を使ったワークショップがあった。

 SDGsは2030年までに世界が取り組む行動計画で、17の目標が設定されている。講義では、30年にどんな社会を望むのかを一緒に考えたり、身近な食の問題からSDGsの課題を見つけたりした。

 ワークショップで使った「ペタッと」は17の目標がカラフルにあしらわれ、コメントを書き込むことができる。青木結咲さん(17)は、この日の朝刊に掲載された米国出身の黒人女性シンガー、ティナ・ターナーさんの追悼記事を見つけ、目標16「平和と公正をすべての人に」のふせんを貼った。「人種差別を受けても自分らしく生きてかっこいいと思った」と話した。

 「ペタッと」は1部税込み550円。10部以上から受け付ける(送料無料)。詳細は「朝日新聞NIE」でネット検索を。(山田理恵)

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