米国務長官、サウジ訪問で皇太子と会談 中東での「強い存在を示す」

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エルサレム=高久潤
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 米国のブリンケン国務長官が6日、サウジアラビアを訪問し、サウジの国政を実質的に取り仕切るムハンマド皇太子と会談した。サウジが中国の仲介で、対立してきたイランとの外交関係の回復を発表した3月以降、ブリンケン氏がサウジを訪問するのは初めて。

 米国務省によると、2人はサウジ西部ジッダで6日深夜から7日にかけて会談し、中東内外の地域安定や繁栄に向けて連携していくことを確認。紛争が続くイエメンスーダン情勢への対応、クリーンエネルギー分野での技術協力の深化についても協議した。

 またブリンケン氏は、米サウジ関係について、サウジの人権問題が改善されることで前進すると強調した。ブリンケン氏は8日まで滞在し、サウジの高官らと会談する予定。

 サウジは伝統的に親米国家で…

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