「ウクライナの破壊工作だ」 プーチン大統領 ダム決壊問題で主張

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イスタンブール=高野裕介 ブリュッセル=玉川透
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 ロシアのプーチン大統領は7日、トルコのエルドアン大統領と電話で協議した。ロシア軍の占領下にあるウクライナ南部ヘルソン州のカホウカ・ダム決壊について、プーチン氏は、ウクライナ側の破壊工作によるものだとして、「環境と人道の惨劇を引き起こした」と批判した。ロシア大統領府が発表した。

 この問題でプーチン氏が発言するのは初めて。プーチン氏は「ウクライナ政府が西側に扇動され、ロシア領内で戦闘行為を激化させ、公然とテロ手法を用い、ロシア領内で破壊工作を組織している。その明確な例であり、残忍な行為だ」と主張したという。

 トルコ大統領府によると、エルドアン氏は同日、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話協議。両者に対し、国連やトルコを含めた国際的な調査委員会の設置を提案したという。

 一方、ゼレンスキー氏は同日…

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