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　トランプ前米大統領が退任時にホワイトハウスから機密文書を持ち出した疑惑をめぐり、米CNNなど主要メディアは7日、連邦検察官がトランプ氏側に、捜査対象であることを通知する書面を送ったと報じた。通知には弁明の機会を与える趣旨があるとされ、起訴の判断が迫っているとみられる。

　米司法省の指針によると、検察官は捜査対象者に対し、「大陪審で証言する機会を与えるため、起訴を求める前に通知する」ことが推奨されている。「犯罪の実行に関連する実質的な証拠」を検察側がつかんでいる人物が対象となる。ロイター通信によると、この通知は5日にトランプ氏側に送られた。

　トランプ氏は2021年1月…