「梅雨だる」約半数が実感 気分の落ち込みや頭痛も その共通点は
関東甲信地方の梅雨入りが発表された。本格的な梅雨の時期、気圧や湿度の変化が原因で体がだるくなる「梅雨だる」を多くの人が感じたという調査結果もある。少しでも快適に過ごすには。
整体業を営む「心と体サプライズ」(福井市)が4月、インターネットで調査し、全国の20~50代の男女999人から回答を得た。
「梅雨時に不調を感じることがあるか」という質問に対し、「とても感じる」が13・7%、「やや感じる」が31・1%で、回答者の半数近くが不調を感じていた。
不調の内訳で最多だったのは、「だるさ・疲労感」の67・9%。「気分が落ち込む・憂鬱(ゆううつ)」(54・9%)、「頭痛・片頭痛」(40・6%)と続いた。
「梅雨だる」感じる人に共通点
回答者に当てはまる生活習慣などを聞いたところ、「梅雨だる」を感じる人の約4割は姿勢が悪かったり、体が凝りやすかったりする傾向にあったという。
「梅雨だる」を感じる人のうち61・2%が「スマホをよく利用する」と答え、不調を感じない人と比べて割合が2倍近く高いことも分かった。
同社の代表取締役で整体師の上田祐輝さん(35)は、スマホの利用が原因で首や肩に負担がかかっている人が増えていると指摘する。頭の重さは約6キロあり、姿勢が悪くなって頭が前に出たり、スマホを見たりするなど下を向き続けた場合、首には20キロ以上の負荷がかかるという。
上田さんは「梅雨時は健康な方でも不調を感じやすい。良い姿勢を意識し、少しでも快適に過ごしてほしい」と話している。(三井新)
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