サインに首を…元ホークス工藤公康さんが明かす城島さんとの真剣勝負
鷹見正之
5月4日、プロ野球ソフトバンクホークスの本拠・福岡ペイペイドームで伝説のバッテリーが復活した。ソフトバンク前監督の工藤公康さん(60)と城島健司球団会長付特別アドバイザー(47)だ。前身のダイエーが初優勝した1999年に最優秀バッテリー賞を獲得した2人は始球式に登場し、ファンを喜ばせた。
95年、城島さんは大分・別府大付高(現明豊高)からドラフト1位で入団した。同じ年に西武からFA移籍し、エースとして期待された工藤さんは、当時監督だった王貞治球団会長から「城島を何とか一人前に」と頼まれた。
工藤さんは「『僕なりのやり方でいいですか』って聞いたら、『お前のやり方でいいから』って」。今もプロ野球ファンに語り継がれる「サインに首を振らず、打たれてから教えた」という「工藤流」で城島さんを鍛え上げた。
工藤さんは「結果が出ていな…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら
- 【視点】
工藤公康さんと城島健司さんの師弟関係は、ファンやメディアの間でとっても有名です。城島さんのサインに首を振らず、打たれてから教えるって工藤流も有名です。でも、その工藤流に、こんなにもコーチングの粋が詰まっていたなんて。恥ずかしながら気づきませ
…続きを読む