韓国の「国民の夫」ユ・ジュンサン 学生時代に日本で描いた夢がいま
韓国ドラマの視聴者には、おなじみの存在だ。韓国で視聴率40%を記録した「棚ぼたのあなた」(2012年)で夫役を演じ、「国民の夫」の愛称を持つ俳優のユ・ジュンサンは、一方でミュージカル界を代表するトップスターでもある。
いま日本でも注目を集める韓国ミュージカルへの思い、学生時代に日本で抱いた夢、そしてマルチに活動する今の目標について語ってくれた。
ドラマ新作「大変ですが楽しく撮影」
――「棚ぼたのあなた」や「がんばれ!プンサン」(19年)など、様々なドラマで全く違う表情を見せています。印象に残っている作品はありますか
「棚ぼたのあなた」は10年も前ですが、「国民の夫」と呼ばれたのはすごく幸せなことでした。
今度、韓国では「驚異的な噂(うわさ)(Netflixでは「悪霊狩猟団:カウンターズ」のタイトルで配信中)」のシーズン2が放送されます。アクションのシーンが多いのですごく大変ですが、子どもたちにも好評で。楽しく撮影しています。世界中で愛される作品になるのではないかなと思います。
原田マハさんの小説が原作のドラマ「旅屋おかえり」にも、これから出演する予定です。日本と韓国でこのような文化交流が増えていくと、面白いですよね。
――舞台の世界では、韓国で創作されたオリジナルミュージカルが日本版となって上演されることも多くあります。14年にユさんが主演した「フランケンシュタイン」も、そのひとつ。史上最高の興行記録を立てたといわれる韓国ミュージカルの代表作ですが、ユさんにとってはどんな作品でしたか
学生時代、東京へ「ミス・サイゴン」を見にいったことがあるというユ・ジュンサンさん。その時に抱いた夢や、これからのことを、記事の後半でさらに語ります。
韓国でミュージカルといえば…
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