酒酔い疑惑で医師不在のまま…「虚偽」で入管法改正と弁護士ら批判

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浅倉拓也
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 大阪出入国在留管理局の常勤医が酒に酔った状態で外国人収容者を診察した疑いが浮上し、大阪入管では1月下旬から常勤医不在の状態が続いている。改正入管難民法が成立した9日、大阪の弁護士らが記者会見を開き、入管側が施設の医療体制は改善が進んでいるとしてきたことについて「改正法成立のための虚偽のアピールをし続けている」と批判した。

 大阪の弁護士有志は問題が発覚した5月30日、出入国在留管理庁や大阪入管局に問題の経緯などをただす質問状を送付。今月7日に電話で確認すると、入管の担当者は「返答はしない」と答えたという。

 また、新たな常勤医の募集について入管の担当者から「めどがたっていない」と伝えられたことも明らかにした。問題の医師と任用関係が続いているためだという。

 入管は4月に発表した医療体…

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