ヘルパンギーナ、RSウイルス…コロナ以外の子どもの感染症流行

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藤谷和広 後藤一也
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 新型コロナウイルスの5類移行から1カ月がたつ中、子どもを中心にコロナ以外の感染症が流行している。国立感染症研究所感染研)が9日に公表した感染症週報によると、大型連休明けから、代表的な夏風邪の「ヘルパンギーナ」や、乳幼児が重症化しやすい「RSウイルス」の患者数が増加している。

 週報によると、5月22~28日の定点当たりの患者数は、ヘルパンギーナが1・33人、RSウイルスが1・95人と、いずれも3週連続で増加している。ともに定点医療機関当たりの患者数は過去5年間の同時期の平均を上回る。

 昨年の同時期は、ヘルパンギーナが0・03人、RSウイルスが0・20人だった。例年、夏~秋に流行のピークを迎えており、今後も増加が見込まれる。

 ヘルパンギーナは、発熱やの…

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