米紙ニューヨーク・タイムズは9日、米政府高官の話として、ロシアが占領するウクライナ南部で決壊したカホウカ・ダムについて、米国のスパイ衛星が爆発をとらえていたと伝えた。
同紙によると、赤外線センサーを備えた複数の米国の人工衛星が、大規模爆発と矛盾しない熱をダムの決壊直前に検知したことを高官が明らかにしたという。
米国の情報分析の専門家はダム破壊にロシアが関わっていると疑っているものの、どの国が破壊したかについて、明確な証拠は持ちあわせていないという。ダムの決壊をめぐっては、ウクライナとロシア両国が、相手の責任によるものだと互いに非難している。
「爆発性の揺れ」観測
一方、ノルウェーの地震観測…

ウクライナ情勢 最新ニュース
ロシアのウクライナ侵攻に関する最新のニュース、国際社会の動向、経済への影響などを、わかりやすくお伝えします。[もっと見る]