イランのドローンをロシアで製造 来年初めに本格稼働か、米国が分析

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ワシントン=下司佳代子
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 米国政府は9日、イラン製ドローン(無人機)をロシア国内で製造する工場について、ロシアはイランから建設資材を受け取っているとの情報があり、工場は来年初めに本格稼働する可能性があるとの分析を明らかにした。ロシア西部タタールスタン共和国の経済特区内にある工場の建設予定地の衛星画像も公開した。

 イランとロシアは軍事協力を深めている。ロシアは5月までに数百機の攻撃型ドローンと、ドローン製造に必要な備品などをイランから受け取ったと、米国はみている。受け取ったドローンは最近のキーウ攻撃にも使われているとみられる。

 イラン側も今年、ロシアから戦闘機スホイ35を購入する契約で合意したと発表している。他にも、攻撃用ヘリコプターやレーダー、戦闘練習機などをロシアから購入する計画だと、米国は指摘している。

 米国家安全保障会議(NSC…

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