10日に行われたテニスの全仏オープン、車いす部門の男子シングルスで、17歳の小田凱人(ときと)(東海理化)が4大大会史上最年少優勝に加え、12日付の世界ランキングで史上最年少の1位になるダブルの偉業をかなえた。
小田に今年2月にインタビューし、「自分の強みは何か?」と聞いたときの返答に、すごみを感じた。
「人生を何に賭けるかを早い時点で見つけたこと。16歳という年齢で世界ランキング2位になったのは、僕にとって一つの武器。一つのものに集中すれば、ほかの面で犠牲にすることも多いけど、明け暮れた分、トップに近づける」
動画投稿サイトで釘づけになった「雄姿」
バックハンドのクロスやサー…
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- 【視点】
日本テニス界の、パラスポーツ界の、ニューリーダーの誕生です。小田凱人選手、おめでとうございます。2022年10月、楽天ジャパン・オープン決勝で国枝慎吾さんと演じた激闘のエピソードを、改めてご紹介させていただきます。 その1年前、無観客
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