靴下ならぬ仏下 奈良移住の女性、「邪鬼を踏みたい」にひらめいた
小西孝司
仏教の四天王像に踏みつけられる「邪鬼(じゃき)」。ユーモラスにも見える姿や表情のイラストを足裏部分にあしらった靴下が、話題を集めている。考案したのは、奈良が好きで移住した埼玉出身の桜田ちひろさん(42)だ。
桜田さんは東京のデザイン会社で働いていたが、リーマン・ショックでリストラが始まったり、やりたい仕事ができなくなったり。2009年、一人旅で気に入っていた奈良に移住した。
寺社巡りを始め、得意なデザインを生かして仏像をあしらったスマホカバーを作った。奈良の特産で自身も大好きな靴下に仏像柄を組み合わせたら――。そう考えていたところ、「邪鬼を踏みたいな」との友人の一言にひらめいた。
本で邪鬼を研究し、東大寺や…
【10/25まで】すべての有料記事が読み放題!秋トクキャンペーン実施中!詳しくはこちら
- 【視点】
邪鬼を踏みつけ四天王気分になれる仏下、ありそうでなかったナイスなアイデアです。邪鬼はかわいいと一部で人気だったようでポーチやぬいぐるみになったりしていますが、本来の踏まれるというポジションになれるのはこの靴下だけ。邪鬼もかわいがられるより
…続きを読む