ウクライナのゼレンスキー大統領は19日、米ニューヨークの国連本部で一般討論演説を行いました。ロシアによる侵攻を「ジェノサイド(集団殺害)」と非難。対ロシアで「団結が必要だ」と呼びかけました。ゼレンスキー氏はこのあと、首都ワシントンを訪問し、バイデン米大統領と面会する予定です。
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■■■9月20日(日本時間)■■■
21:45(ワルシャワ20日14:45)
ポーランド、ウクライナ大使に厳重抗議 ゼレンスキー氏の国連演説めぐり
ウクライナのゼレンスキー大統領が国連の一般演説で、ポーランドなどによるウクライナ産穀物の輸入規制を批判したことを受け、ポーランド外務省は20日、ウクライナの駐ポーランド大使を呼び、厳重に抗議したと発表した。
ポーランド、ハンガリー、スロバキアの3カ国は15日、ウクライナ産穀物の輸入を禁止する独自の規制を導入すると発表。ゼレンスキー氏は19日の演説で名指しはしなかったものの、禁輸を批判した。
ポーランド外務省によると、外務次官はウクライナ大使に対し、ロシアによる侵攻の当初からウクライナを支援しており、ゼレンスキー氏の批判は不当だと主張。国際的な裁判所などへの訴えで圧力をかけることは、両国間の争いを解決するのに正しい方法ではないとして、ウクライナが世界貿易機関(WTO)に提訴したことも批判した。
一方、ウクライナ外務省のニコレンコ報道官は20日、ポーランドに対して、「感情を脇におくよう求める」とする声明を自身のフェイスブックで発表した。ウクライナ側はポーランドに対し、禁輸措置が受け入れがたいと伝えたという。
ニコレンコ氏は「ウクライナは、穀物問題を解決するための建設的な方法を提案している。それが対話を進める礎になることを期待している」とした。
19:24(ハルキウ13:24)
ハルキウ州のミサイル攻撃、死者8人に 知事がSNS更新
ウクライナ北東部ハルキウ州のシネフボウ知事は20日、SNS「テレグラム」を更新し、ロシア軍によるミサイル攻撃があった州東部クピャンスクの現場で新たに民間人の男性2人の死亡が確認され、死者が計8人になったと発表した。
シネフボウ知事は、死者のうち2人は、住民を避難させるボランティア活動に従事していたとしている。
17:17(ボロネジ11:17)
ロシア南西部ボロネジ州で戦闘機墜落
ロシア国営タス通信は20日、ロシア南西部ボロネジ州でロシア軍の戦闘機「Su34」が墜落したと、国防省の発表として伝えた。搭乗員2人は脱出して無事だった。発表によると、墜落は20日午前10時ごろに発生。当時、戦闘機は訓練で飛行しており、弾薬は積んでいなかった。墜落は技術的な故障が原因とみられるという。
14:53(キーウ8:53)
ウクライナに24機のドローン攻撃 製油所で火災
ウクライナメディア「キーウ・インディペンデント」は20日、未明にかけてロシアのドローン(無人機)24機がウクライナに来襲し、ウクライナ側の防空システムがそのうち17機を撃墜したと報じた。ウクライナ空軍からの情報として伝えている。ドローンのうち1機は北東部ポルタバ州の製油所に衝突し、火災が発生したという。
14:19(ハルキウ08:19)
ハルキウ州でミサイル攻撃、6人死亡 知事がSNSで投稿
ウクライナ北東部ハルキウ州…
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