国民民主党・玉木雄一郎代表(発言録)
(13日の内閣改造で)5人の女性議員が大臣になったのはよかった。ただ、副大臣、政務官はゼロで帳消しというか、マイナスになっている。極めて内向きの、派閥の不満を最小限に抑えて、来年の(自民党)総裁選挙に向けた態勢を万全にするための組閣ということであれば、首相は今回、支持率向上をどれほど想定していたのか。そもそも内閣改造で支持率を上げるという発想自体、非常に短絡的だ。
能力がある人を選んだら男性だったというが、「作られた能力差」という面もある。重要なポストを経験することで人脈ができたり、いろんな能力が身についたりするが、そういうところになかなか女性が就きにくく、キャリアアップに様々な壁がある。制度上、構造上、問題があることについては絶えざるチェックをし、見直しを図ることが必要ではないか。そのことが結果として、能力のある女性を数多く誕生させることにもつながっていく。(記者会見で)
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