札幌五輪30年は断念へ 異例の招致活動休止、市民の反対おさまらず

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日浦統 古畑航希 塩谷耕吾 稲垣康介
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 2030年冬季五輪・パラリンピック招致をめざしている札幌市は30年の招致を断念し、34年以降に切り替える方針を固めた。東京大会での汚職・談合でオリパラのイメージが悪化する中、招致に不可欠となる地元の高い支持率を現時点で得るのは難しいと判断した。秋元克広市長が11日に日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長と会談して断念の意向を表明するとみられる。

 6日の記者会見で秋元氏は、12日にある国際オリンピック委員会(IOC)の理事会で「30年大会の開催地決定のプロセスについて議論がある」との見通しを示した。山下会長とは、東京大会の事案の状況を踏まえて「招致を実現するために、どう進めていくべきかを議論する」と語った。

 秋元氏にとって、30年招致断念の選択肢は早い段階から持ち合わせていたものだ。

 札幌市の都市インフラは19…

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    常見陽平
    (千葉商科大学准教授・働き方評論家)
    2023年10月7日7時54分 投稿
    【視点】

    ■北の大地から新しいオリンピックを構想せよ(きびしいけど)  泣く子も黙る革命的左翼文化人として知られる私は、まわりからは五輪に反対、批判することを期待されているようだが、スタンスを明確に伝えると「”この”やり方の五輪には反対」というのが

    …続きを読む
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    井本直歩子
    (元競泳五輪代表・途上国教育専門家)
    2023年10月7日17時48分 投稿
    【提案】

    今は完全に休止している招致プロモーション委員として訴えていましたが、今、世界のスポーツ界の潮流は、もっぱらサステナビリティに向いていっています。先日行われたスポーツと気候変動の国際サミットでも、「今後メガスポーツイベントを開催すべきか?」「

    …続きを読む