米メーン州の銃撃、18人死亡と知事が発表 容疑者は逃走中

ニューヨーク=遠田寛生 中井大助
【動画】米北東部メーン州ルイストンで25日、ボウリング場などで銃撃があり、米NBCは捜査当局の話として、最低でも22人が死亡し、数十人が負傷していると伝えた。
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 米北東部メーン州ルイストンで25日、複数の場所で銃乱射があり、同州のミルズ知事によると18人が死亡、13人が負傷した。地元警察は同州に住むロバート・カード容疑者(40)について殺人容疑で逮捕状を取得し、行方を追っている。

 地元警察などによると、乱射事件は25日午後7時ごろ、ボウリング場と飲食店で起きた。二つの現場は5キロ以上離れており、関連は明らかになっていない。当初は死者数は「少なくとも22人」という情報もあったが、ミルズ氏が26日に被害人数を公表した。

 警察は、防犯カメラに写ったとみられる現場の映像を公開した。男がライフルのような銃を構えながら、歩いている様子がうかがえる。ボウリング場のオーナーは米紙ニューヨーク・タイムズに「事件発生時には、約20人の子どもを含め100~150人がボウリング場にいた」と伝えた。また、飲食店の経営者は地元紙に「容疑者が店内でいきなり撃ち始め、従業員は逃げた」と語った。

 警察は26日、カード容疑者の逮捕状を得て、行方を追っていると公表。「武器を持っており、危険だと想定すべきだ」としている。また、容疑者が乗っていたとみられる乗用車は、ルイストンから約10キロの場所で見つかったという。

 AP通信によると、容疑者は米陸軍で訓練を受け、銃器の取り扱いの指導に当たっていた人物だという。

 ホワイトハウスによると、バイデン大統領は25日夜、乱射事件について報告を受けた。メーン州知事らに電話をし、連邦政府としての支援を約束したという。

 ルイストンは人口約3万8千人で、メーン州第2の都市。ニューヨーク市から北東へ550キロほどに位置している。(ニューヨーク=遠田寛生、中井大助

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