囲碁の仲邑菫女流棋聖 韓国棋院が受け入れを正式決定

大出公二
[PR]

 囲碁の史上最年少のタイトルホルダー仲邑菫(なかむらすみれ)女流棋聖(14)が、日本棋院から囲碁強国の韓国棋院に移籍することが26日、正式に決まった。韓国棋院理事会が仲邑の移籍希望を認め「客員棋士」として迎える。移籍は来年3月の予定。海外に移籍して活動する初の日本人棋士となる。

 仲邑は年明けの女流棋聖のタイトル防衛戦に出場し、防衛の可否にかかわらず、タイトル就位式が予定されている3月1日を最後に日本棋院から離籍。翌2日から韓国棋院の棋士として活動することになる。移籍決定を受けて、30日に東京で会見する。

 仲邑は2019年4月、日本棋院が特例の採用制度を設けてプロ採用。当時の国内史上最年少の10歳で棋士になり、プロ4年目の今年2月、史上最年少の13歳で初タイトルの女流棋聖を獲得した。通算成績は147勝82敗。

 日本棋院の小林覚理事長は「仲邑菫さんは次世代を担うスター棋士であり、移籍を残念に思う声もありますが、グローバル化が進む囲碁界に新たな歴史を刻む出来事として、日韓の多くのファンに好意的に受け入れられることと考えています。新たなステージでの活躍を期待しています」とのコメントを発表した。(大出公二)

有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。

【締め切り迫る】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら