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 愛知県の熱田神宮から三重県の伊勢神宮までの8区間106.8キロで競う4日の第50回全日本大学駅伝対校選手権記念大会(朝日新聞社など主催)に、京都府内の2校が出場した。立命館大は去年と同じ16位、京都産業大は去年より順位を一つ上げて17位でゴールインした。上位15位は関東勢が独占し、ともに目標としていた「打倒関東勢」は果たせず、来年の雪辱を誓った。

 関西地区選考会1位の立命館大は、10月の出雲全日本大学選抜駅伝で7位と躍進し、今大会でも来年の出場権が得られる8位以内をめざしていた。しかし、なかなか追い上げられず、8位とは4分17秒の差を開けられた。

 小岩慎治主将(4年)は、「各区間とも後半で上位校のペースアップについていけず、力負けだった。関東の壁の厚さを改めて感じた」と悔しさをにじませた。出場した8人のうち5人は1~3年生。「下級生にとっていい経験になったと思う。気持ちを切らさず、地道な練習の積み重ねで関東勢との差を克服してほしい」とたすきを託した。

 関西2位で出場した京産大は、1区の23位から徐々に順位を上げた。5区の日下聖也主将(4年)は、出走前に首位と10分差になり、たすきがつながらない無念の繰り上げスタートとなったが、粘りの走りで順位を三つ上げた。最後で最長の8区でも上坂(こうさか)優太選手(4年)が区間7位の力走でさらに一つ順位を上げた。「長い距離を楽しめた」と話す。

 日下主将は「ただ前に追いつきたいと走った。夏のひと月1千キロの走り込みの成果が出て、後半で粘れた。チームでレースの最初から流れを作るためには、大舞台でもっと自信を持ちたい。練習や生活から見直したい」と再起を誓った。(高橋豪)