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 今年初め、服部天神宮で豊中えびす祭を取材したとき、たまたま店に入った。看板の醤油(しょうゆ)そばを味わって、以来、近くに来たときには立ち寄ることが多くなった。

 

 醤油そばは、煮干しなどの魚介と鶏のだしがきいた醤油ベースのスープに、ストレートの細麺がきれいに盛りつけられている。一口すすると、醤油と煮干しの風味がすうっと広がり、細いがしっかりした麺のかみ心地が気持ちよい。麺の上にのるのは、宮崎ブランドポークをじっくりと時間をかけて低温調理した煮豚。かむほどにジューシーな肉汁がにじみ出てくる。

 

 魚介だしは、うまみが力強い千葉・九十九里の煮干しをベースに、鳥取・境港、熊本・牛深(うしぶか)の煮干しも加えて味に深みを出した。煮干しのうまみに負けないように、鶏も強いうまみが出る奈良の大和肉鶏を使う。醤油だれは、兵庫・龍野うすくち醤油、島根県産木桶(きおけ)仕込み生醤油、愛知県産たまり醤油の3種をブレンドしている。

 

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 店主の堀川将太さん(31)は大学時代、関西のラーメン店を食べ歩き、「いずれは自分で店を出そう」と思うようになった。食品会社などで働いた後、自分が一番おいしいと思う「うまみと余韻を最大に引き出した」ラーメン作りに取り組み、生まれ育った豊中での開業を決意した。

 

 店は2016年1月にオープン。最初は醤油そばだけだったが、限定メニューで好評だった塩そば(850円)、背脂魚そば(850円)、いりこそば、つけめんをレギュラーメニューに入れた。卵かけごはん(250円)、肉みそめし(350円)、からし高菜めし(300円)も、そばに劣らぬ人気だ。

 

 現在の限定メニューは、鶏白湯(パイタン)スープに煮干しを入れて煮込んだ「濃厚煮干しそば」(850円)。仕込みに3日かかるため毎日出すのは難しいが、出せるときは前日までに店のツイッター(https://twitter.com/chu_hori)で知らせる。「お客さんに好評なので、レギュラーメニューに入るかもしれません」と言う逸品だ。

 

 ◆人気メニューベスト3

(1)醤油そば  800円=写真

(2)いりこそば 850円

(3)つけめん  900円

 (いずれも税込み)

 <中華そば 堀川>豊中市服部西町1の3の3。営業時間は11時半~14時45分と18時~22時半(日祝は22時)。ラストオーダーは閉店15分前。水曜休み(祝日は営業)。阪急服部天神駅から徒歩1分。テーブル12席とカウンター5席。全席禁煙。電話06・6862・3970