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 宇治市中心部で8日、平安時代から続くとされる、大幣神事があった。災いや疫病が土地に入らないよう祈るもの。木の枠に御幣と3本の傘、松の枝を付けた大幣を、幣差(へいさし)と呼ばれる男たちが担ぎ、午前10時半ごろに県神社前の大幣殿を出発。神官らと行列をつくって、まちなかを練り歩いた。

 正午前、行列が大幣殿近くに戻ると、幣差たちは大幣を地上に落とし、約500メートル先の宇治橋まで引きずって走り、宇治川に投げ込んだ。後を追うように、「騎馬神人」が馬で駆けつけ、神事を終えた。(小山琢)