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 外国人に茶道を親しんでもらう「国際茶会」が19日、裏千家茶道会館(京都市上京区小川通寺之内上ル)で開かれた。米国やドイツ、フランス、中国や韓国など36カ国・地域から来ている留学生ら約500人を招き、裏千家の茶道を学ぶ留学生ら20人がもてなした。

 この日の第一席では、裏千家職員のマイケル・ハーディさん(40)が「茶道は一期一会を大事にし、自分をみがく鍛錬の道でもある。今の季節を感じ、このひとときを過ごして下さい」と説明。その後、米国出身のガブリエル・ストローンさん(31)が、お点前を披露。栗の和菓子「山苞(やまづと)」と薄茶をふるまった。

 ガブリエルさんは、6年前の国際茶会に客として招かれたといい、「その時感じたおもてなしの気持ちを、今回、亭主の私がみなさんに伝えたいと思った。緊張したが、みなさんのニコニコした表情を見て、心が温かくなった」と感想を話した。

 おもてなしを受けた米国出身のアンドリュー・バーガリーさん(44)は「日本文化にふれることができ、すばらしかった。心が安らいだし、栗のお菓子もおいしかった」と話していた。(向井光真)