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□知事 高齢者へ呼びかけ

 仁坂吉伸知事は26日の定例会見で、新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、高齢者に対し感染リスクが高い大規模な催しへの参加を控えるよう呼びかけた。一方、政府の消費喚起策「Go To キャンペーン」や他府県との往来については、現段階で制限しない考えを示した。

□現段階「Go To」制限せず

 県内でも11月に入り、感染者が増えている。県によると、橋本保健所管内では24日までの1週間で、人口10万人あたり22・7人が感染。政府の分科会は、人口10万人あたり15人以上の場合は「ステージ3(感染急増段階)」、25人以上の場合は「ステージ4(感染爆発段階)」として、感染状況を示す指標を設けている。

 同管内では、カラオケ大会に参加した高齢者の間でクラスター(感染者集団)が起きた。仁坂知事は、高齢者は感染した時の危険が高いとして「カラオケやダンスなどの大規模な催しへの参加は控えて」と呼びかけた。また、医療機関や福祉施設にウイルスが持ち込まれないよう、そのような施設で働く人に対して家族以外の会食を控えるよう求めた。

 一方、県内の「Go To キャンペーン」や他府県との往来について、現段階で見直しはしない考えを示した。県民にはこれまで同様、感染が広がっている地域での会食や、集団で夜遅くまで会食などをしないよう呼びかけるにとどめた。

(藤野隆晃)