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 東京電力福島第一原発で事故はなぜ起きたのか。多くはなぞのままだ。原因究明には何十年もかかる。

 

 事故は津波によって引き起こされたのか、あるいは地震の揺れによるものか。政府や東電の事故調査委員会は津波が原因としているのに対し、国会事故調は一部地震説をとる。津波は国の想定をはるかに超えたが、地震の揺れは一部の場所で想定を若干超えたものの、ほぼ想定の範囲内だった。どちらが事故の原因かは、原発の安全対策の是非、東電や国の責任問題にかかわる。

 そうしたことから、原子力規制委員会と東電が、それぞれ調査を続けている。焦点になっているのは、事故時に作業員が目撃した1号機の非常用復水器(IC)付近での出水だ。国会事故調は、地震の揺れが原因でICの配管が破損して水漏れを起こし、原子炉の冷却が十分にできなくなった可能性があると指摘する。

 規制委は昨年5月、現場を調査。出水はICの破損によるものではなく、使用済み燃料プールの水が地震の揺れによってあふれてダクトに入り込み、それが漏れ出たとの見方を示した。東電も同じ見方を示すが、決着はしていない。

 原子力規制庁の小坂淳彦・地域原子力規制総括調整官は「…

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