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 公益財団法人朝日新聞文化財団は、2016年度に実施する文化財保護助成の対象事業を決定し、26日に発表した。46事業の助成申請があり、京都市・興聖寺の重要文化財兜率天曼荼羅図保存修理など31件に計4900万円の助成を決めた。このうち、東日本大震災に関係した申請については、福島県川俣町の住吉神社境外摂社水雲神社改修と宮城県気仙沼市の唐桑大漁唄込復活推進実行委員会による郷土芸能劇「唐桑ものがたり」上演の2件に計330万円を助成する。17年度分の受け付けは16年6月に行う。助成が決まった他の事業は次の通り。

 近江八幡市指定文化財・木造釈迦如来立像の保存修理(滋賀・金勝山浄厳院)▽豊田市指定・木造千手観音菩薩立像修復(愛知・猿投神社)▽京都市指定・紙本著色足利将軍参詣絵巻修理(京都・若宮八幡宮)▽国宝「明月記」保存・継承のための調査・翻刻(京都・冷泉家時雨亭文庫)▽飯豊町指定・岩倉神社仁王像二躯修復(山形・飯豊史話会)▽髪繍種子十一面観音菩薩像の保存修理(兵庫・中山寺)▽阿弥陀三尊画像(高麗時代)一幅の修復(兵庫・白鶴美術館)▽国宝「琉球国王尚家関係資料」保存修理(那覇市)▽豊根村指定「吉野曼荼羅」「かんまん不動」修復(愛知・山内花祭り伝承保存会)▽唐櫃(からと)山古墳出土石棺保存(大阪・藤井寺市地域文化遺産活性化実行委員会)▽京都府久津川車塚古墳出土鉄製冑の保存・修復(奈良・天理大付属天理参考館)▽客殿襖絵修理(滋賀・総持寺)▽倉吉市指定三十六歌仙額の保存修復(鳥取・小鴨神社)▽木造十一面観音菩薩立像の保存修理(神奈川・西方寺)▽新選組史料修復(東京・小島資料館)▽神奈川県指定真言八祖像修復(神奈川・国府津山宝金剛寺)▽アンコール遺跡群西トップ遺跡北祠堂の調査修復(奈良文化財研究所)▽縄文時代のアスファルト利用の歴史と保存(岩手・いちのへ文化・芸術NPO)▽静岡県初島沖水中文化遺産遺構検出図作成(福岡・アジア水中考古学研究所)▽出雲型石棺式石室出土金属製品の保存修復・公開(島根大考古学研究室)▽江戸時代初期小袖裂の修理(東京・女子美術大)▽秋田家史料修復(宮城・東北大付属図書館)▽ヨルダン「ウム・カイス遺跡」の円形劇場修復(東京・国士舘大)▽奥州街道の一里塚群保存と活用のための調査(あきた地域資源ネットワーク)▽AR(拡張現実)技術を用いた国史跡青谷上寺地遺跡の整備活用(鳥取県教育委員会)▽愛知県指定「旧渡辺家書院及び茶室」屋根修理(愛知・後藤報恩会)▽木造十二神将立像保存修理(栃木・医王寺)▽京都府指定東福寺永明門派歴代文書墨跡七幅保存修理(京都・永明院)

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