[PR]

 フィリピンでのカジノリゾート開発をめぐる記事で名誉を傷つけられたとして、大手遊技機メーカー「ユニバーサルエンターテインメント」(本社・東京、UE社)が、朝日新聞社に1億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が21日、東京地裁であった。松本利幸裁判長は、真実とは認められない部分があるなどとして、朝日新聞社に330万円の支払いと、記事5本のうち4本についてウェブサイトからの削除を命じた。

 問題となったのは、2012年12月30日付の朝刊1面掲載の記事など、UE社によるフィリピンでのカジノ開発について書かれた一連の記事5本。UE社がカジノ開発をめぐり、フィリピンの高官に多額の接待をしたり、用地を違法取得したりした、などと報じた。

 判決は、UE社による接待や巨額送金の事実は認めたものの、記事が根拠の一つとした報告書について、「UE社と対立関係にあった会社の依頼で作成された報告書だったのに、十分な裏付けがされていない」などと指摘。記事5本のうち4本の重要部分について「真実とは認められない」と結論づけた。

 ■本社は控訴へ

 朝日新聞社広報部の話 当社の主張が認められなかったのは残念です。ただちに控訴します。

こんなニュースも