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 現代人は、石川啄木を読むといい。日本文学研究者のドナルド・キーンさんはそう話す。「啄木は、私たち現代人と似ているのです」。明治期に生きた早世の歌人の、何がキーンさんにそう言わせるのか。

 ■買春、ローマ字で日記に

 「東海の小島の磯の白砂に/われ泣きぬれて/蟹(かに)とたはむる」。歌集『一握(い…

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