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 無党派層の取り込みが勝敗の鍵となると言われる東京都知事選で、主な候補があの手この手で支持を呼びかけている。

 ■歌手のエールで

 鳥越俊太郎氏(76)の街頭演説と集会に18日、歌手の森進一氏が現れた。40年来の友人という森氏は「これから東京都を守ってくれる方に気持ちを託して」と呼びかけた。

 政界の外にいた鳥越氏のもとには、参院選で当選した元キャスターの杉尾秀哉氏ら親交ある人たちが駆けつける。市民団体や無所属地方議員がチラシ配りを手伝う。ある集会では、鳥の着ぐるみのゆるキャラ「バードくん」も登場。陣営は「応援してくれる市民の思いを受け止め、結果につなげたい」。

 ■話題のゲームで

 「ポケモンGOで選挙にGO」。増田寛也氏(64)の陣営は22日以降、日本で配信が始まったスマホゲーム「ポケモンGO」にちなんで投票を呼びかける。

 街頭演説で「期日前投票にGO!」と書いたプラカードをスタッフが掲げ、増田氏が「外に出たのであれば、ぜひ期日前投票に」と声を上げる。

 「具体的な政策で議論をしたい」と、政策を視覚化した図表も9種類作った。「(都の)管理職の女性比率15%→30%」「待機児童8500人→ゼロ」などイラスト付きで説明し、フェイスブックやツイッターで拡散を図る。

 ■アニメの聖地で

 小池百合子氏(64)は17日、アニメ好きが訪れる秋葉原で「魔法使いユリーを都知事へ押し上げて下さい」。昨年、コスプレをしたという「魔法使いサリー」にかけて売り込んだ。

 「不特定多数に訴えていく」(陣営担当者)と人通りの多い駅前から八丈島、多摩地域へも出向き、有権者に直接、支持を呼びかける。22日には支持者が作った「応援歌」を公表。ポップな曲で「GO GO 小池」とPRする。選挙スタッフも延べ500人がボランティアで参加。「応援して下さる人が増えている」という。

 (八角健太、伊藤あずさ、小林恵士)

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