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 ■〈自分〉笑い飛ばす俳画、見直す

 「自画像」というと、絵の具べったりの額入り画が思い浮かぶだろう。展覧会の冒頭に掛けられていたりする。でも、自分自身を描くという本来の意味に従えば、その範囲はもっと広がるはずだ。本書はそうした自画像の歩みを洞窟壁画の時代から説きおこした労作。

 中世以前は自画像は…

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