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 「三島事件」の裁判を通じて、民族派は憲法改正の議論を盛り上げようと努めた。

 「生長の家」創始者の谷口雅春も「占領憲法破棄・明治憲法復元」を訴えた。「占領行政臨時措置法」に過ぎない現憲法の無効と破棄を宣言し、明治憲法に戻した後、現代にあう改正を加える――。谷口はそう主張した。

 1969年夏、谷口…

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