(人生の贈りもの)わたしの半生 将棋棋士・加藤一二三:6 76歳

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 ■もつれて10局目、中原名人破った

 ――改めて1982年の名人戦について伺います。9連覇中の中原誠名人とは2度目の名人戦でした。

 以前は苦手な相手でしたけれど、だんだん勝てるようになっていました。中原さんは攻めが鋭いので、「それ以上に鋭い攻めをしよう」と心がけたのが良かった。名人戦での中原さんの強さは知っていましたが、負ける気はしませんでした。

 ――3勝3敗で最終局を迎えました。持将棋1回、千日手2回と「引き分け」が三つあり、10局目でした。

 最終局は珍しく「持ち時間を…

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